Hiking & Hiker

ハイキングとハイカー

ハイキングは、バックパックひとつ担いで歩いて旅をすること

ハイキングは、バックパックひとつ担いで歩いて旅をすることです。歩いて旅をする人のことをハイカーと言います。
持てる荷物は、自分が快適に歩ける範囲で持ちます。だから軽いに越したことはありません。
アメリカでは道のあるなしに関係なく、歩いて旅をすることをハイキングと言っています。アラスカの原野を旅することも、地元の裏山を歩くのも、街を繋いで歩くのもハイキングなのです。
「長く歩く」という意味がHIKEという言葉にはあります。だから、一日のハイキングをday hiking(デイハイキング)と言うのです。長い距離を歩くのは魅力的です。やってみたら“バム”になります。時間をかければ、誰にでも可能性があるのです。
1日だけのデイハイキング、部分的に歩くセクションハイキング、通しで歩くスルーハイキングという言葉もあります。四国遍路での「区切り打ち」や「通し打ち」とも良く似ています。

ハイカーとは心の中に旅を持って歩いている人

トレイルを歩くハイカーもいれば、自由気ままに歩くハイカーもいます。
ハイカーに年齢は関係ありません。性別も関係ありません。ハイカーは歩く中で、同じ目線で立場など関係なく、ひとりの人間としてお互いに認め合う、そんな関係性を持っていると思います。

歩く行為はとてもシンプルで、そして根源的なものです。二足で歩くから人間なのです。ハイキングはスポーツでは無いのです。誰かと競争することではありません。歩いて旅をすることは、本来人が持っている移動する喜びを呼び起こしてくれます。

まず一歩踏み出しましょう。その一歩は、道に続いています。その道は、あの道に繋がっているのです。距離も関係ありません。時間も関係ありません。心の中に旅を持って歩くことがハイキングだと思いますし、心の中に旅を持って歩いている人がハイカーなのだと思います。

バックパックに好きなもの詰め込んで、一歩踏み出したあなたもハイカーです!
「いつも心に旅を」
どこまでも広がり続ける魅惑のハイキングの世界へようこそ。